ポスティングはダイレクトマーケティング。結果が出るポスティングになるためのポイント4つ

今回の記事は、ポスティングに対する見方・考え方です。

さっそくですが、あなたにとってポスティングとはなんですか?

  • チラシ撒き
  • お客様候補のポストにチラシを投函する作業
  • お客様へのラブレター!をお届けするサービス

などなど、いろいろな見方・捉え方があると思います。

今回はポスティングに対する見方・考え方のお話です。

実はポスティングというのは「ある考え方」を知っているとイメージが根底から覆ります。

この考え方は、ポスティングに限らず、ビジネス全般で活用できる考え方です。

あなたはポスティングに結果を求めていますか?

結果を求めているならばぜひ知っておきたいことです。

では早速、「ある考え方」をご紹介します。

ポスティングを“チラシ撒き作業”で終わらせると勿体ない!

多くのポスティング利用者は、ポスティング=チラシ配り業者としか捉えていません。

しかしただのチラシ配りで終わらせるのは勿体ないことです。

たしかにポスティングはチラシ配りなのですが、もっと大きな可能性を秘めていると言えるからです。

ポスティングの可能性というのは、

「ポスティングはダイレクトマーケティングである」

という考え方。

ダイレクトマーケティングとは、

標的消費者として慎重に選ばれた個人あるいは法人から直接反応を獲得し、リレーションシップを構築していくマーケティングの方法(引用:Wikipedia「ダイレクトマーケティング」

ポスティングは、ターゲット(=標的消費者)を定めて、直接反応を獲得(=アクションを起こさせる)ことが出来るのです。

ターゲットを的確に定めて、ターゲットの求めるチラシを配布すればすぐ集客に繋がりますし、逆にターゲットを間違えるなどすると、集客に繋がらない結果になります。

そして、反応は全て数字に置き換えられるのです。

このダイレクトマーケティングの持つフットワークの軽さ、数字で証明できるところこそポスティングのメリット。

マスメディア広告のように、何か月も様子を見て、集客に繋がったのかもわからないような広告ではないのです。

では、ダイレクトマーケティングの意味で見たポスティングを行う際はどんなことに気を付ければ良いでしょうか?

1、ポスティングは投資対効果が見込めるか事前に目安を付けてから。

ポスティングをする時にまず考えたいことが、

【このポスティングで投資対効果がどれだけ見込めるのか?】

ということです。

投資対効果が見込める、というのはポスティングに使った広告費を回収できるということ。

先ほど

「ダイレクトマーケティングの持つフットワークの軽さ、数字で証明できるところこそポスティングのメリット」

とお伝えしました。

結果が数字になって現れるので、事前に数字を把握、予想することもできます。

「今回のポスティング代〇〇円に対して、△△円の利益が出るだろう」と得られる成果を見込んだ上で実施するのです。

ポスティングに限らずですが、出ていった広告費分を回収し成果が広告費を上回らないと、ビジネスはいずれ終わってしまいますよね。

ポスティング代は自社を知ってもらうための一環だから回収するとか考えていない、では普通の広告と一緒です。

ポスティングの持つメリットを充分に引き出すためにも、数字を出しておいてください。

  • 「とりあえずチラシを撒けば人が来るはずだ」
  • 「他店もポスティングしているから」

という、数字の根拠がない、行き当たりばったりの理由では、ポスティングの持ち味を消しています。

もしあなたがそのような感覚でチラシを撒いているのだとしたら、まずは得られる結果と根拠を算出することをお勧めします。

2、ブランディングのためのポスティングはしない。

ポスティングをする時、“効果が激減する”コツがあります。

それは、かっこよくてデザイン性の高いチラシを配布することです。

ブランディング重視のチラシは、大企業でしか通用しません。

なぜなら、ブランディング重視のチラシは体力がいるからです。

ブランディング重視のチラシが致命的なのは、すぐに売上には直結しないこと。イメージだけだと何が言いたいのかよくわからず、購入の動機に繋がりません。

売上に直結しなくても大丈夫なだけの体力がある企業だけの特権です。

私たち中小企業は、まずは“売上重視”ですよね。

デザイン性やブランディングよりも“お客様のハートを掴めるチラシ”を作らなければなりません。

同じ感覚を共有するためには、やはり文字が必要です。

文字が多くなるため必然的にデザイン性は下がります。

しかし、デザイン性がなくても実は問題ありません。

結局のところ、チラシを受け取った方が興味を持ってくれる内容にさえなっていれば良いのです。

3、ポスティングは一度や二度でなく積極的に行おう

ポスティングは一度行ったからといって終了ではありません。

ポスティングしたチラシは、あなたにとっては“渾身の一枚、お客様へのラブレター”。でも受け取った人からすれば“ただのチラシ”でしかありません。

反応が悪いとガッカリしますし、「うちの商品がつまらないせいだ・・・」と思うかもしれません。

しかし、待ってください。

ただ読まれていないだけ、今はいらない、と思われただけかもしれません。

もし、受け手の判断で今はいらない、と判断されているとしたら?

必要な情報と思って届けているのに、興味を持たれていないとしたら?

読んでもらうまでお届けするしかありません。

だからといって、同じ内容のチラシを毎回ポスティングするのではありません。なぜ読まれなかったのか、検証した方が良いからです。

全部直すこともしません。全直しは時間がかかりますし、読まれなかったポイントもわからなくなってしまいます。

一度ポスティングして全然ダメだったら、使ったチラシを微調整・微修正してポスティングするのです。

どこが原因で反応が悪かったか考え、都度、結果を調査します。

PDCAサイクル( Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善))を回すのです。

PDCAをチェックすることで、反応が出るようになることもあります。

ちなみに、チェックしているのに反応が出ない場合は、ターゲッティングを間違えている可能性もあります。

そのあたりの判断にもなるため、ポスティングは積極的に行いましょう。

4、チラシで行動してくれた方とはダイレクトなつながりを持とう

最後は、ポスティングの後のことです。

ポスティングしたら来店者が出た、売上が上がった!

ますますポスティングに力を入れたくなりますが、並行して行うことがあります。

ポスティングは、基本的には「新規顧客獲得のためのツール」。

集客するからといって、ポスティングばかりして新規顧客を集め続けても、やがて疲弊していくだけです。

ポスティングを行った後は「購入者とはつながりを持つこと」です。

一度来店したり購入してくれたお客様への連絡先を聞いていますか?

もし連絡先がわからない場合はしっかり繋がって、定期的なメッセージを配信してください。

なぜメッセージを送るかというと、“お客様はあなたのお店を忘れるから”です。

あなたも経験があると思いますが、一度購入したからといって、また次も確実に購入するわけではありませんよね。

特に理由がなく何となく行かなくなることもありますし、他店に惹かれることもあります。

時間経過とともにあなたのビジネスへの興味関心が薄れてしまうのです。

忘れられないためにも定期的なメッセージを送って思い出してもらう必要があります。

メッセージの方法はメルマガ、ダイレクトメール、セールのハガキなど。

あなたのターゲットにあわせてツールを活用してください。

ポスティングで新規顧客を集めて、既存客向けのサポートを行ってください。

既存客には少なくとも何かしらの部分であなたのビジネスを気に入ってくれています。

結果が出るポスティングになるためのポイント4つ・終わりに

今回はダイレクトマーケティングの観点でポスティングのポイントをお伝えしました。

ポスティングはただのチラシ配りではなく、ダイレクトマーケティングのひとつです。

ダイレクトマーケティングとは、数字の世界。

原因と結果がすぐにわかり、それを数字で表せられるフットワークの軽さが魅力です。

ポスティングをチラシ配りで終わらせない為に、

1、ポスティングは投資対効果が見込めるか事前に目安を付けてから。

ポスティングは数字で結果が出る世界。ポスティングする前に見込める数字を出しておこう。

2、ブランディングのためのポスティングはしない。

ポスティングでイメージ重視の広告は相性が悪い。

言葉を使ってお客様に情報をお届けしよう。

3、ポスティングは一度や二度でなく積極的に行おう

集客できなかったチラシは、内容を微調整しながら配布をして経過を観察しよう。

4、チラシで行動してくれた方とはダイレクトなつながりを持とう

ポスティングして新規顧客を集めてばかりでなく、既存客向けのフォローを大切にしよう。

ダイレクトマーケティングは数字が決め手です。

データを取ってロジカルにポスティングしましょう。

「どうやってデータを集めて良いかわからない」

「チラシを直すといっても、どこを直したらいいかわからない」

といった、お困りの点はありますか?

エリアマーケットはダイレクトマーケティングの専門的知識のあるポスティング業者です。

ポスティングの活用法について的確にアドバイスいたします。

お問い合わせは↓↓こちらのページ↓↓から行えます。

エリアマーケット株式会社

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