イベントを開催するにおいて最も重要になってくるのは「集客」です。
やはり人が集まっていないイベントを開催しても、成功したとは言えないでしょう。
そこで問題となるのが、「どのようにして集客をすれば良いのか」という点です。
そこで今回は、イベントを成功させる為に、イベント集客で効果を出すためのコツを徹底解説していきたいと思います.
まずは企画からしっかり計画をする!(6W2H)
コツをご紹介する前に、イベントを開催する前提として意識しなければいけないことがあります。
それは「6W2H」です。
6W2Hとはマーケティングにおける基礎的なフレームワークとされ、
◯「When いつ」
◯「Where どこで」
◯「Who 誰が」
◯「Whom 誰に」
◯「What 何を」
◯「Why なぜ」
◯「How どのように」
◯「How much いくらで」
まずこれを意識して計画をすることでしっかりとしたイベントになるということになります。
ここでは、それぞれを一つ一つ深掘りして解説していきたいと思います。
WHEN
“Whenはいつ開催するか”ということです。
当たり前の話ではありますが、開催日時をしっかりと明確にしておく必要があります。
また、開催日時を設定する上で、他のイベントや過去のイベントから人が集まりやすい日時をあらかじめ調べておくことが重要となります。
そして、決めた開催日時に合わせて告知をしていくことも必要となります。
WHERER
“Whereはどこで開催するか”ということです。
イベントはどこでも良い訳ではなく、イベントに参加する人数に合わせた会場を抑える必要があります。
さらに、多くの方が会場に行きやすい、アクセスの良い場所を選ぶ必要もあります。
しかし、イベントによっては会場を用意して直接足を運んできてもらうオフラインイベント以外に、WEB上でzoomなどで参加してもらうオンラインイベントがあります。
イベントに合わせて、オフラインかオンラインか、どの場所で開催するのかを考える必要があります。
WHO
“Whoは誰が開催するか”ということです。
イベントでは責任者が誰かを明確にしておく必要があります。
イベントではトラブルが起こりうるため、その責任を負うべき人イベントを開催する前に決めておくことが大事です。
企業であれば、個人に限定して考えるのではなく、部署やチーム、または組織全体かで考えましょう。
また、外部に協力者を依頼する際にはタイミングが重要となってくるため、イベントまでの日程やタスクを細分化して考えることで、円滑に準備を進めることができます。
WHOM
“Whomは誰に(誰のために)開催するか”ということです。
これは言い換えれば、ターゲットを定めておく必要があるということになります。
ターゲットを定める上で、ペルソナを考えることをオススメします。
ペルソナを考えるとは、イベントに参加するであろう人間を体現する架空の人物像を考えるということです。
年齢・性別・職業・どのような理由で参加しているかなどといった具体的なイメージをしておくことが重要です。
WHAT
“Whatは何をイベントとして開催するか”ということです。
イベントに参加することにメリットを感じなければ、参加しようという気持ちになりにくいです。
具体的にはイベントコンテンツを考えることが必要であるということになります。
イベントコンテンツで重要な要素は、
①受容性…どんな人でも受け入れられるコンテンツか
②体感性…全ての感覚で感じることができるか
③独自性…他にはないコンテンツか
④互換性…異なる年代がきても楽しめるか(子供連れ等)
⑤共有性…参加した人が周りに広めるものがあるか
の5つが挙げられます。
この5つの要素に注意して考えましょう。
WHY
“Whyはなぜイベントを開催するか”ということです。
イベントの目的を開催前に明確にしておくことでよりよりイベントにすることができます。
企業がイベントを行う場合、「目標の進捗状態を示すKPI(重要業績評価指数)」、「どのレベルに達すれば目標達成とするのかというKGI(重要目標達成指数)」、「これらの評価指数になりうる具体的な数字、CV(コンバージョン)」を考える必要があります。
HOW
“Howはどのように開催するか”ということです。
イベントをどのように進めるかを具体的にする必要があります。
イベント当日のスケジュールや概要を関係者全員に共有しておくことで、トラブルを減らすことに繋がります。
また、当日使用する機材をどのタイミングで使うかを明記したり、来て頂くゲストと事前に打ち合わせしておくことも重要です。
HOW MUCH
“How muchはいくらで開催するか”ということです。
イベントを開催する上で、費用対効果を意識しなくてはいけません。
イベントを開催していくら反響がよかったとしても、結果が赤字となってしまったら元も子もありません。
実際に使うであろう予算をあらかじめ調整しておき、しっかりとした予算管理が重要となってきます。
集客にはいくつかの方法がある!
きちんとイベントについて計画を進めたところで、ようやく、どのようにして人を集めるのかという問題にぶつかるかと思います。
実は集客にはいくつかの方法があります。
ここではイベントにおける集客方法を3つご紹介していきたいと思います。
SNS
一つ目は、SNSです。
SNSは、どの集客方法よりも“拡散力”を持っています。その拡散力でイベントの情報は素早く、様々な層に届けることができます。
さらに、イベントの情報について興味ある人が拡散することによって、イベントに関する情報について興味を持っていない人にまで情報を届けることができます。
SNSの種類によって利用しているユーザー層とその特徴は異なります。イベントに合わせて利用するSNSをきちんと使い分けることをオススメします。
WEBサイト・メールマガジン
二つ目は、Webサイト・メールマガジンです。
自社で運営しているホームページや配信しているメルマガでイベントを告知することで、高い集客効果が期待できます。
もともとホームページを見たり、メルマガに登録して購読している方は、多少なりとも自社に関して興味を持っている方がほとんどです。
これらでは、お客様が迷わずすぐに行動に移しやすいように、予約フォームや案内をわかりやすく伝える必要があります。
※メルマガは、過度な宣伝(しつこく配信したり、過剰にお客様を煽ったり等)を行うと、逆効果になる恐れがありますのでご注意ください。
ポスティング
三つ目は、ポスティングです。
ポスティングはプッシュ型の広告と呼ばれており、イベントに対する興味がある人もない人も、そのイベントを知ってもらうことができます。
また、チラシには保存性があるため、事前の告知であってもイベント当日までそのチラシが残っている可能性があります。この保存性があることで、参加者に対してもイベントの記憶が残りやすくなります。
さらに、ポスティングの特徴として、エリアを限定して参加者にアプローチすることができます。エリアを限定することで、地域限定イベントや実店舗でのイベントでは高い効果を発揮することができます。
イベント集客で効果を出すためのコツ!
そしてここでは、イベント集客で効果を出すためのコツをご紹介していきたいと思います!
上記でまとめたことを意識することは重要なのですが、ここでまとめたことも意識して頂くことで、集客効果をより高めることができます。
ちょっとした工夫が大きな効果をもたらすため、細部までこだわってイベントに向けて準備していきましょう。
気軽にきてもらえるような工夫をする
まずは、気軽に来てもらえるような工夫をすることです。
例えば、「入場無料!」、「途中退出OK!」というような、ちょっと行ってみようかなと少しでも思わせる工夫が重要です。
また、入場者特典のような付加価値を付けることでも、行きたいと思わせることができます。
それだけでなく、イベントの申し込みまでの流れが簡潔であると、参加までの手間が省け、参加者の負担が減らすことができます。
ターゲットを絞る
ターゲットを絞ることも効果を出すコツになります。
ターゲットの設定が曖昧であると、参加する側はいまいちイベントに魅力を感じづらくなり、参加しなくてもいいかなと思われる可能性があります。
ターゲットを絞ってイベントを開催することで、それぞれのターゲットが「このイベントは自分に向けたものだ」と、イベントに引き寄せられる形で、参加率が上がります。
また、ターゲットを絞ることで、より濃い内容のイベントにすることができます。
他のイベントと差別化を図る
やはり集客率を上げるには、他のイベントにはない価値を付けることが重要です。
このイベントでしか味わえない空間や、得られないものや体験を用意する必要があります。他のイベントと差別化ができていると、イベントの価値が高まります。
具体的には、イベント限定Tシャツやタオルを販売したり、最近話題の有名人やその分野で有名な専門家をキャスティングすることで、イベント集客の効果は大きく上がります。
わかりやすいキャッチコピーやタイトルを付ける
これは宣伝をする際のコツになりますが、誰に対してもわかりやすいキャッチコピーやタイトルを付けることで、高い効果を発揮することができます。
例えば、子供向けイベントのチラシを作成する際、難しい言葉で表現するのではなく、わざとひらがなで文字を入れたり、子供に刺さる言葉を選択することがポイントです。
宣伝の仕方で効果は大きく変わるため、宣伝する前段階からの工夫が大事になってきます。
弊社では、「もてチラ」というサービスを行っております。チラシやLPの作成を通じて皆様の魅力を最大限に引き出します。少しでも広告でお困りになりましたら、ご気軽にご相談ください。
どのように集客を行いますか?
今回はイベントの集客についてまとめてきました。
イベントに開催向けてやはり、しっかりと細部まで計画・運営することが大事です。また、どのように集客を行うかで効果が変わってきてしまいます。
先ほどまとめたコツを意識して頂くだけでも、集客に大きな差が出ます。
しかし、それぞれのイベントごとに特徴は異なるため、皆さんのイベントにあった集客を行うことをオススメします。
皆さんがのイベントが成功するよう願っております。
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