みなさま、日本に歯医者さんがたくさんあるのはご存知でしたか?実はコンビニより歯医者の数の方が多いという事実があるのです。
多くの競合が存在する中で患者さんを取り合わなければならないので、歯科医院の集客はとても困難です。
今回はそんな激戦の中で経営をしていて集客に困っている院長と、これから歯科医院を開院しようとしている方に焦点を当て、記事を書いていきます。
ぜひ自店舗の集客(集患・増患)の参考にしてください。
開院するときにはポスティングで地域の認知を獲得する
一般的に、歯科医院における患者さんのターゲットはその地域に住んでいる人です。そのため地域の住民に自院のことを知ってもらう必要があります。
地域の人に知ってもらうにはポスティングがとても有効です。ポスティングとはチラシをポストに直接投函する広告手法です。ポスティングは専門的な知識を必要としないので誰でも簡単に行うことができます。
歯科医院のほとんどが開院時と定期的にポスティングを行います。
ポストにチラシが入っていたら1回は見てしまいますよね?「こんなところに新しく歯医者さんできたんだ」と記憶に残すことができます。さらに、チラシはメルマガやDMなどと違い保存性があります。期間が経った後でも再度チラシを見てもらえることもあり、認知が高まります。
チラシをポスティングする際に来院への行動を促す販促物があると高い反響を得ることができます。
例えば、「無料検診実施中!」「ケア用品プレゼント!」などが販促物としてあげられます。
地域住民への認知を高める手法としてポスティングのほかに「新聞折込」と「街頭配布」があります。
新聞折込は新聞を購読している顧客に対して訴求することができます。新聞折込は閲覧率が高く、新聞を読む方に対してのアプローチとしては有効です。しかし、近年は新聞の購読率が低下しており、特に若い世代へアプローチをかけたい場合には反響率が低く、有効ではありません。
街頭配布は駅などでティッシュと一緒に小さいお店のチラシを配布する手法です。これは駅を多く利用する働く方に訴求することができます。さらに歯科医院の場合は歯ブラシなどを一緒に配ることで、貰える確率が格段に高くなります。
しかし、街頭配布ではその場所を通る人にしかアプローチができません。また、配布するチラシも小さくなることが多いので、自院の魅力を最大限に伝えられることが難しく、来院につなげることが非常に困難です。
「新聞折込」と「街頭配布」のデメリットを補えるのが「ポスティング」です。チラシデザインにこだわることで反響率もぐんと上がるので、開院の際にはポスティングを強くオススメしています。
ポスティングは簡単に行えると書きましたが、ただチラシを配っただけでは高い反響率は得られません。ポスティングは設計段階の準備が大切です。
誰に届けたいのか・どんな人に見て欲しいのか、しっかりとしたセグメントを行わないとポスティングをしても無駄になってしまいます。セグメントによってチラシのデザインも配る世帯も変化してきます。
反響の出るチラシデザインと反響の出ないデザインは存在します。高い反響の出るチラシのデザインのポイントは弊社のホームページにて紹介しておりますので、そちらも参考にしてみてください。
自分たちでポスティングを行うことも可能ですが、高い反響率を求めるのであればポスティング専門業者に依頼することをオススメします。ポスティングのプロですのでその地域の世帯属性などのデータを持っていたり、確実性の高いポスティングを行うことが可能です。
webを活用し患者さんを集める
Webを使って集客(集患・増患)をしようなんてみなさん当たり前のことだろと思っていると思います。
「歯が痛いから歯医者に行こうかな」「このチラシに載っている新しくできた歯医者気になるな」という方はまずネットで検索します。そこで歯科医院のホームページなどを見て、いいなと思ってもらい来院される、これで初めて患者さんになってくれるわけです。
・新しくできて綺麗そう
・お医者さんやスタッフが優しそう
・実績がある
・虫歯治療や矯正、ホワイトニングなど特化しているものがある
そのため、ホームページがあることは必須です。現在、ほとんどの医院がホームページを持っています。しかし、ホームページを作っただけでは集客はできません。正しく運用をしていかないと集客はできずに、他の医院に患者さんを取られてしまいます。また、Webを使うことによってリピーターに繋げることができます。
Webを活用する集客の方法はたくさんありますが今回はMEOとSEOの2つご紹介したいと思います。どちらを中心的にやった方がいいのかも合わせてご紹介しますので参考にしてください。
MEO
MEO対策は、Googleマップを活用した集客方法です。無料で活用できるのに大きな集客効果を生むことができます。実際に店舗を持っている方なら誰でも利用できます。
MEOは、1ヶ月で数万人の方にアプローチでき、店舗型ビジネスの集客に大きく貢献することから、多くの店舗で導入が始まっています。このMEOは、上位表示するかしないかで、売上に大きく影響が出る特徴があります。
Googleビジネスプロフィールに登録することで、「地域名+サービス名」で表示がされるようになり、たくさんのお客さんにアプローチができます。登録はこちらから
・お客様の口コミに誠実に対応する
・SNSやブログなどで露出を増やす
・定期的にインサイトを確認する
SEO
検索した見込み客にアプローチする集客方法です。検索する方は、何かしら悩みや課題があり、その課題を解決するためにキーワードを検索窓に入力して検索します。
私たちは、検索者が入力したキーワードの検索意図を読み取り、コンテンツ(文章・画像・動画)を作成し、SEO対策をすることで、そのキーワードでの上位表示を目指します。
上位表示をすることで、たくさんの方に見てもらい、価値を感じてもらうことで来店を促すことができます。
SEO対策をすることでMEO対策にも繋がります。競合が強くて、なかなかMEOで上位表示できない時にはSEO対策をしましょう。
アメリカの企業の調査によると、2021年10月は、検索結果の1位に掲載されると24%の方にクリックされるというデータがあります。その次の2位は9.1%、3位は4.92%のクリック率で、10位になると0.75%までクリックされる確率は落ちてしまいます。1位と10位ではクリック率が約30倍もの差が出てしまうことから、より上位表示させることが大切と言うことがわかります。
自院だけの強みを強調させる
自院の強みを明確にさせることで、アピールするポイントがはっきりして患者さんにもその魅力を伝えることができます。
・成人治療専門歯科医院
インプラント治療、ホワイトニングが得意!!
・小児専門の歯科医院
赤ちゃんも安心してお任せいただける歯科医院
キッズスペースがあって、お子さんの一時預かりも可能!!
・矯正専門歯科医院
矯正治療の多数実績あり、患者さん一人ひとりに合った矯正を行います!!
歯科医院のコンセプトを明確にすると、ホームページやチラシ、SNS等、自院のことを発信する際に、メッセージが伝わりやすくなります。
歯科医院それぞれの特徴に合ったホームページやチラシのデザインにするとより魅力が伝わります。ホームページには歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士さん達の写真や情報を載せると、患者さんに安心感を与えることができるのでポイントです。
チラシやWeb広告をして広告費をかける場合でも、特徴のよく分からない歯科医院より、どんな医院か明確になっているところの方に、患者さんは興味を持ちますし、印象にも残りやすいものです。
激戦の歯科医院で生き残っていくためには
いかがだったでしょうか、今回はコンビニよりも数が多い歯科医院の集患、増患についてお話ししました。
歯医者さんはお忙しいと思うので、アナログではポスティング、デジタルではMEOとSEOと要点を絞ってお伝えしました。
ポスティング、MEO、SEOどれも大事ですが、一番大切なのは最後にお伝えした「自院だけの強みを作る」ということです。
「地域一患者さんに寄り添います」「設備が充実!」など強みは何でも良いです。自院の魅力を最大限に伝えることで、それを求めていた患者さんが必ず来院してくれます。
弊社、エリアマーケットではチラシデザインの添削や「もてチラシ」の提案、地域住民属性データ送付なども行なっている、ポスティング専門会社です。開院のときだけでなく、定期的にポスティングを行うだけでも反響はあります!ポスティングでなにかお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
この記事は、累計配布枚数3億枚以上のチラシ配布実績を持ち、ポスティング専門会社である、エリアマーケット株式会社、マーケティング事業部の多田 夏士が責任を持ってお届けしています。