今回はポスティングのチラシ作成を考えている方に向けて書いています。
毎日ポストに入っているたくさんのチラシ・・・。
あなたも経験があるかと思います。おそらく多くのチラシは確認もせずにゴミ箱に入れていることでしょう。時には同じチラシが2枚3枚と入っていたりして、ポスティングに腹正しささえ覚えるかもしれません。
しかし、そんなチラシの中でも、なぜか目に入ってくるチラシもあります。よくわからないけど、なんとなく読んでしまうチラシ、あなたもありませんでしたか?読んで、さらに興味が湧いてきて「へ~、じゃあ今度行ってみようかな」と行動に移したこともあるかもしれません。
このように、ポスティングのチラシは、全部が全部、見られもせずに廃棄ではありません。
- 興味がわかないチラシ
- 興味がわくチラシ
のどちらかです。
では、興味が湧かないチラシの原因はなんでしょうか?商品・サービスに興味がない、つまらない会社、ではありません。
ただ、見せ方ができていないだけです。どの商品もサービスも会社も、見せ方次第でいくらでも魅力的になります。
実は、チラシのちょっとした部分で、受け取る方に興味を湧かせるように工夫することもできます。今回はその工夫についてご説明します。
チラシの工夫①キャッチコピーで「これ、私のことだ!」と思わせる
つい読みたくなるチラシを作る。
そのための一番のポイントは
“魅力的なキャッチコピー”
です。
コピーとは、
消費者の心を強くとらえる効果をねらった印象的な宣伝文句。(Weblio辞書より引用)
キャッチコピーなどはよく聞く単語ですね。
コピーとはチラシ全体の文章ですが、特に、紙の上部に大きなフォントで書く“ヘッドコピー”が一番重要です。ヘッドコピーに「ここに書いてあること、もしかして私に関係あるかも」と思わせる一文を入れるのです。
ポストに入っていたチラシを見た時、「これ、私のことだ!」と思えたらどうでしょう?きっとその人は続きを読むと思います。
魅力的なコピーとは、チラシの受け手が「自分に向けて発信されている情報」と思われるように描かれているコピーです。
あなたのチラシはどうでしょうか?
チラシの工夫②オファーで「行くしかない」と思わせる
つい読みたくなるチラシ、コピーと同様に
“魅力的なオファー”
も重要なポイントです。
オファーとは、
マーケティングでは、販売者が購入者に購入に関して条件を提案することをオファーといっている。購入者は、条件を受け入れるか受け入れないかは定する必要はない。売り手によって作られる契約上の同意条項のことで、買い手による受領は未決定であるものをいう。(コトバンクより引用)
オファーとは、受け手にとっての魅力的なサービスや、行動したいと思わせる部分です。
チラシにオファーを入れることで、チラシを読んだ人は、買う/買わない、行く/行かない、の選択をします。しかし、チラシに書いてあるオファーがとても魅力的で、今の自分にとって欲しいものだった場合はどうでしょうか?多くの方は買う!行く!の方を選ぶでしょう。
このように、チラシを受け取った人を想定して、選択を迷う必要がないくらい、魅力的なオファーを書くことです。
チラシの工夫~番外編~ チラシの折り方を工夫する
つい読みたくなるチラシ、最後はチラシの折り方です。
コピーやオファーがどんなに優れていたとしても。
チラシ自体がパリッとキレイな状態で投函されていることが前提です。
ポストにはいろいろな投函物があります。新聞、他社のチラシ、DM、カタログ、郵便物・・・あなたのチラシの上下にたくさんの投函物が折り重なることになります。そんな状態の中で、チラシに渾身のコピーやオファーを用意したのに、受け手に見えなかったらどうでしょうか。ただ捨てられてしまう可能性が高くなります。
ポスティングでは折り加工というサービスがあります。見せたい面を上にして二つ折りや三つ折りをするのです。こうして折り加工がされていると、見せたい部分も強調できます。他の投函物でつぶれることもありません。
チラシの工夫をする大前提、まずは〇〇ありき。
つい読みたくなるチラシを作る工夫をお伝えしましたが、コピーを工夫するのもオファーを工夫するのも、すべては「ターゲットが明確である」ことが大前提にあります。ターゲットが明確でないと、どんな工夫も意味がありません。ターゲットが明確というのは
例えば、
- ターゲットの年齢は?
- ターゲットの性別は?
- 家族構成は?独身?既婚者?
といった、ターゲットの構成イメージをハッキリと掴んでいる状態。同じ商品・サービスでも、男性をターゲットにしている場合と女性をターゲットにしている場合だと、コピーもオファーも変わってくるはずです。
どう頑張っても良いコピーやオファーが作れない・・・という状態の時は、ターゲットが明確になっているのか、一度見直すと良いかもしれません。
つい読みたくなるチラシを作る・まとめ
つい読みたくなるチラシについて書きました。
つい読みたくなるチラシを作ることは、とても大事ですがその分難しい作業です。どの会社も悩んでいますし、常に知恵を絞っています。一度集客に成功したからといって、次も上手くいくとも限りません。
チラシで工夫すべきポイントは、
・魅力的なコピー チラシの受け手が「自分のことだ!」と思えるようなコピーを書く
・魅力的なオファー チラシの受け手が「行くしかない」と思えるようなオファーを書く
・コピーやオファーを強調する折り方
そして、魅力的なコピーもオファーも、ターゲットが明確であることが大前提。
ライバルのチラシやDMに負けず、受け手の心に届くチラシを作ってください。
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